院内歯科用CT3DX MULTI-IMAGE MICRO CT FPD8

院内に歯科用CTを完備

院内に歯科用CTを完備

当院では、患者さまに高精度な治療をご提供するため、院内に最新のCTを設置し、これを用いた詳細な診査を行っています。CTを使用することで、レントゲン写真では判別・発見できなかった治療箇所までも、精密かつ立体的に見ることができ、治療の質の飛躍的な向上を実現しました。

インプラント治療におけるCTのメリット
●インプラント(人工歯根)を埋める部位の、あごの骨の状態を正確に把握できます
●手術中もインプラントの位置や方向を確認でき、安全なインプラント治療を実現

いち早くCTを導入した当院の方針

いち早くCTを導入した当院の方針●当院は、日本国内における歯科医院のCT導入に関する「先駆け」でもあります。

当時は、CT本体が4000万円、周辺機器等を含めるとトータルで6000万円程度ではなかったかと思います。

専用機と複合機の違いもありますが、CTのような高性能な機器であっても、使用する者にそれなりの技術がなければ、どうしても誤差が生じてしまうものです。

設備だけではなく、それを使いこなすスキルが必要

どんなに性能の良い機器でも「設置されていれば良い/持っていれば良い」ということではありません。CTで撮影した画像から何が分かるのか、何を見て取るのか…。使用する医師がしっかりと読影をしなければならないのです。

つまり、「CTがある」ということと、「技術が高い」ということは別次元の話であり、医療スキルの高いものが機器を使いこなして初めて、機器の性能を治療に活かすことが可能になるのです。

また、どんなに医療スキルが高くても、患部を確認できないまま、手探りで治療することは出来ません。ですから、高性能機器を「安全で高度な治療を実現するための必要条件のひとつ」と考え、常に、それらを使いこなすスキルや、読影するための医療スキルなどの向上を図っていくことが大切なことなのだと考えています。

こういった考えは、CTをいち早く導入したころから変わっていません。「持っているだけではなく、使いこなすスキルを早く身につけ、治療に活かすため」というのが、どこよりも早い導入に踏み切った、大きな理由でもあるからです。

スリーディーエックスマルチイメージマイクロCT

当院が導入している「3DX MULTI-IMAGE MICRO CT FPD8」の特長

特長1 実現・80μmの世界
ボクセルサイズ80μmの超高解像度で、拡大してもギザギザのない、スムーズで滑らかな画像を実現します。広い撮影領域Φ80×H80 mmでも高解像度を維持。先端メカトロニクスと高精細表示アルゴリズムの結晶です。

特長2 ズーム再構成
ズーム再構成機能により、撮影した画像から局所領域のボクセルサイズ80μmの超高解像度3D画像が得られますので、ハイレベルな精査・診断が可能です。すでに撮影した画像から再構成できますので、再撮影は必要ありません。

特長3 高品質3D画像・低照射線量
高感度・高分解能のフラットパネルディテクタは、軟組織から硬組織まで高画質で抽出します。高精細な3D画像がインプラント、根尖病巣、顎関節、埋伏歯などの、より幅広い多角的な精査、診断をサポートします。

特長4 総合画像処理ソフト i-VIEW-3DX
総合画像処理ソフト i-VIEW-3DXは、デジタルX線装置の画像や、口腔内写真などの画像処理と管理もできる統合画像処理ソフトです。i-VIEW-3DXの多彩な画像処理機能により、2次元および3次元画像が持つ多くの情報を容易に引き出すことができます。

特長5 簡単・正確な位置付け
トリプルレーザービームと液晶ディスプレイにより簡単に位置付けができます。さらに正確な位置付けが要求される場合、スカウト撮影が用意されています。