院長のインプラント実績について

30年の実績。日本口腔インプラント学会指導医・専門医

30年の実績。日本口腔インプラント学会指導医・専門医

院長を務める私・新村は、ITIインプラント講師、日本口腔インプラント学会指導医・専門医など、インプラントの専門家として幅広く活動し、日々研鑽に励んでおります。

その他、日本各地での講演活動や論文、書籍等の執筆活動、次の世代を担う若い医師の教育など、多岐にわたり積極的な活動を行っております。

比類ない実績と活動を支える思い

比類ないインプラント実績と活動インプラント治療そのものは、アメリカでは年間150万本のインプラント市場があり、またインプラント発明国のスウェーデンでは健康保険の適応治療となっています。

日本ではまだ、インプラント治療は保険適応外。その点だけを見ても、インプラントにおいては、日本は後進国・発展途上国なのです。

そんな環境の中、私自身は30年前からインプラント治療をメインに取り組み、現在では、年間300本前後のインプラント治療を行っています。

当院のある立川・八王子付近におきましては、他にない施術数・施術レベルであると自負しております。

他院で治療したインプラントのリカバリー、やり直しにも対応

●最近では、他院で治療したインプラントのリカバリー、やり直しを希望して当院にいらっしゃる患者さまが日本全国から来院、急増しています。

2012年1月、NHKの「クローズアップ現代」という番組で「歯科インプラント トラブル急増の理由」という放送があり、患者さまが現時点で最も注意すべきことは、「信頼できる病院選びをすること」とされていたことが、一つのきっかけになったようです。

そういった患者さまにお会いして、どれだけ大変な思いをされたかを伺うにつけ、「最初から当院に来ていただけていれば、こんなことにはならなかったはずなのに…」と、本当に残念に思います。

インプラント治療への誤解

インプラント治療に関しては、トラブルや問題点の情報やニュースばかりが先に立ち、インプラント治療というもののに対する大きな誤解が生じているようにも思われます。

インプラント治療そのものは、従来の治療法と比較しても、非常に安全でかつ余地性、機能性に富んだ治療法です。そのことは、私が自信を持って保証いたします。

インプラント治療の選び方

重要なことは、
・医師が確かな技術を身につけ、
・多くの経験を積み、
・適切な価格で、
・適切な治療を行うこと

です。

そしてまた、患者さまにおきましても、「安ければ安いほどいい」「近いほうがラク」「勧められたから…」と、安易に治療を決めるのではなく、「安全で確かな治療を受けるための知識や情報」を得て、しっかりと比較検討していただけたら幸いに思います。

私も、専門医の資格を持っている者の役目として、インプラント治療を安易に考え、「どこでやっても同じ…」と、治療を受ける医院や歯科医を安易に選ぶことは危険であると、お伝えし続けていこうと考えております。

「本当のこと」「現実」を知っていただき、「患者さまのためにならない治療」から、一人でも多くの患者さまを救いたいと思っています。

インプラント治療にたずさわって30年に及ぶインプラント経験

30年に及ぶインプラント経験日本はまだまだインプラント治療の後進国ではありますが、それでも1980年代には、歯科治療の選択肢として取り込まれるようになっていました。

しかし当初は、人工サファイヤを使ったインプラントが行われるなど、トラブルも多かったようです。

サファイヤインプラントとは

サファイヤインプラントとは、人工サファイヤを骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付けるものでした。しかし、人工サファイヤはチタンと違い、骨と結合しないのです。

そのため、インプラント自体が動いてしまって噛めません。そこで周囲の健康な歯を削って被せ物をし、それとインプラントの人工歯を連結するという、今では考えられないような内容だったのです。

それでも当時は、この治療に、旧厚生省の認可が降りていたのですから驚くでしょう。今では、このようなインプラントは発売されていませんが、10年前ぐらいまでは、サファイヤインプラントに関するトラブルが多く残っていて、大学病院の口腔外科などでは、サファイヤインプラントの除去が頻繁に行われていました。

30年前からインプラントについて学び、携わってきた私も、この「サファイヤインプラントを除去する」というリカバリーをお手伝いしてきた経験を持っています。

それだけに、「1本10万円で行われるインプラント」といったものには危うさを感じてしまうのです。

インプラント素材の長期に渡る安全性も含めて検討してほしい

サファイヤインプラント自体は販売されていないものの、「インプラントを販売しているメーカー」は、国内外に多数存在します。中には、原価が安いものもあるのかも知れません。しかし、そういったものの安全性は果たして…と、疑わしく思わないわけにはいかないのです。

また、そういった歴史背景を知らない(学んでいない)歯科医や、さまざまなケースを熟知していない歯科医、大学を卒業して何年かしか経っていない歯科医などが、インプラントの素材の良し悪しを、患者さまの立場に立って選び取り、長期にわたる安全を保障できる外科手術を行えるものなのか。

インプラント治療をお考えの患者さまには、治療を始める前に今一度、深くご思案いただけるよう願っています。

専門資格について

日本口腔インプラント学会専門医、指導医専門資格について

当院の院長が取得している「日本口腔インプラント学会専門医」という資格は、同学会が設定している資格認定制度によって、「インプラント治療における豊富な知識や経験を持っている」と認められた歯科医師であることを示します。

これは、日本において政府が唯一、正式に認めた専門医資格であり、他のインプラント専門医資格に比べて取得が困難であることが知られています。

専門医の認定書は、厳しい審査や試験を経て、それらに合格した歯科医師に交付されます。日本口腔インプラント学会の会員数は10,000人以上ですが、その中で専門医の数は700人程度。開業医の場合は200~300人程度という非常にハードルの高い資格です。

ITI Fellow、インプラント講師

The International Team for Implantology (ITI)は、世界中のインプラント歯学ならびに関連組織再生の専門家同士を結ぶ、独立した非営利学術組織で、「フェロー」と「メンバー」という、二つのメンバーシップカテゴリーが設けられています。

ITI フェローは、インプラント歯学における専門家として、理事会、各委員会やセクションのITI 職務に公式に携わり、リーダーシップ、研究、教育または開発の分野において、レベルの高い活動を展開しています。私もこの組織のフェローの一員であり、インプラント講師としての活動を担っています。

CID(Center of Implant Dentistry)クラブ会長

CIDクラブは、インプラント研究の全国組織で、全国の歯科医院や関連組織をまたいで講演会を実施し、チームワークの情報共有を確保するスタディグループです。ITI Section Japan主催のITIマスターコース受講後、CIDクラブ理事1名と会員1名の推薦を受けたものだけが参加できる組織です。

このクラブを通じて、さまざまな勉強会や学会に参加したり、個々の医院で携わった症例を報告しあったりすることで、患者さまに、さらには社会に貢献することを理念としています。学会で海外に出向くこともありますし、土日も関係なく、ある意味では家族や家族との生活を犠牲にしてしまうくらいのペースで、講演会や勉強会に参加してきました。

しかし、医学の進歩は日進月歩です。絶え間なく進化し続けていく医療技術を学び、どんな症例の患者さまにも、最適で安全な治療を行っていくには、今後もこのペースを維持し、たゆまぬ努力を続けていかなければならないと考えています。

専門資格について臨床と研究の両立

最適で安全な治療を行うためには、臨床だけではなく、また、論文を書くだけでもなく、さまざまなことを学び、経験を積むことが必要だと思っています。

しかしながら、臨床も研究も両方できる(両方とも得意)という歯科医は、あまり多くは存在していないと思われます。

人の論じたことを真似するような形でも臨床は可能かも知れませんが、理屈(論理的な根拠)が分かっていないのでは、安全で確実な治療が実現できているとは言えないでしょう。

何かトラブルが生じたとき、理屈が分かっていなければ、即座に対応したり、リカバリーしたりすることは難しいと思います。

医療全体のレベルを引き上げるために

学会の臨床時には症例写真を撮りますので、その場にいる医師だけでなく、他に1000人以上の医師の目に触れることになります。しかし、「写真がキレイであればOK」というものではなく、インプラント治療においては、臨床では100以上のチェック項目が存在します。

「噛めるようにするだけ」なら当然簡単ですし、簡単にやろうと思えばいくらでも妥協できてしまいます。また、「見栄えが良くて20年持つ」という程度でも、ハードルはかなり低いほうだと思います。

ですが、実際には、もっともっと多くの高いハードルを超えなければ、学会の臨床は成立しないのです。

しかし、実際に臨床を行った医師のレベルが高く、「同じケースを3回できる」としても、それは自慢話にしかなりません。学会というのは「医療全体のレベルを上げるためのもの」ですから、「自分にしかできない治療」を披露するだけでは意味がないと思うのです。

そういったことを踏まえて、最新の情報や技術、症例などを、自分自身が学び、身につけるだけでなく、CIDクラブのネットワークを通じて、全国の歯科医師と交流、情報等の共有を密に行っています。

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