4本のインプラントで12本の歯を支えられる秘密②

オールオンフォーは、特に斜めに埋め込むインプラントがポイントです。斜めに埋め込むことで、上顎洞を避けることはもちろん、骨質のよい有利なゾーンへと埋め込むことができるのです。

それに、斜めに埋め込めば距離を稼げますから、長いインプラントを埋め込むことができます。
例えば物理的に考えても、壁に斜めに打ち込んだ釘は垂直方向の引っ張りにとても強く、ビクともしませんよね。インプラントでも同じことが言えます。垂直方向に10本のインプラントを埋め込むよりも、垂直に2本、斜めに2本埋め込むオールオンフォーの方が、断然強度が増します。

オールオンフォーは下アゴに施すインプラントにも最適な方法です。下アゴには下顎管という神経や血管が走った管があります。インプラントを埋め込む際には、この下顎管を避けなければなりませんが、斜めに埋め込むことによって、避けることができるのです。

この斜めにインプラントを埋め込む発想が、まさしくコロンブスの卵なのです。
オールオンフォーはたった4本のインプラントで、12本の強い歯を作れますので、コストパフォーマンスの高さは、あらためて言うまでもありません。