年末年始は12/29~1/3までお休みさせて頂きます。

こんにちは。

いつも「にいむら歯科医院」にご来院頂きまして有難うございます。

本日は、年末年始休暇のお知らせです。

12月29日(土)~1月3日(木)まで、年末年始のお休みを頂きます。

大変ご不便をお掛けしまして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い致します。

8/15(水)~19(日)夏季休暇のお知らせ 

こんにちは。

いつも「にいむら歯科医院」にご来院頂きまして有難うございます。

本日は、夏季休暇のお知らせです。

8月15日(水)~8月19日(日)まで、お盆休みを頂きます。

大変ご不便をお掛けしまして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い致します。

インプラントについて知ろう⑩

短所3 インプラント周囲炎のおそれ
インプラントもきちんとメンテナンスがされていないと、「インプラント周囲炎」を起こします。
歯周病を引き起こす細菌の感染によって、歯肉や歯周組織に炎症が起こるものがインプラント周囲炎です。
インプラント周囲の歯肉が腫れ、歯周ポケットから出血や膿が出て、進行して歯周組織まで炎症が及ぶと、歯槽骨が吸収され、インプラントの脱落を招いてしまいます。

短所4 費用が高額
インプラント治療は基本的には健康保険が適用されない自費診療のため、治療費は高額です。医療機関によって違いがありますが、上部構造を含めて一方のインプラントではおよそ30万~60万円前後が目安となるでしょう。
ただし、上部構造の材質や審美性をどの程度重視するか、デジタル機器を用いたコンピュータによる各種診査法と治療法、各種手術の有無などによりさらに費用は変わってきます。詳細は各医療機関に確認してください。

インプラントについて知ろう⑨

次に、インプラント治療の短所をあげておきましょう。

短所1 外科手術を含め、長期の治療期間が必要
第一にあげられるのは、治療期間が長いという点です。
というのはインプラント治療が「外科手術」と「補綴治療」の両者が必要であると同時に、「人工臓器」の性格も併せ持っているからです。

まず、精密な診査・診断と治療計画に十分な時間が必要です。インプラント体が歯槽骨と完全に結合するには時間がかかり、それからアバットメント、そして上部構造を取りつけるという手順になります。
したがって、個人差はありますが、通常の目安として3~10ヶ月間の治療期間がかかります。

ただし、最近では「即時荷重」という新しい方法も開発されています。
インプラントを埋入する歯槽骨が硬くしっかりしているなどの条件がそろっていれば、1日で仮歯までの外科手術がほぼ完了することも可能になってきました。
また、インプラント治療では、歯槽骨に穴を空ける外科手術を行います。
手術には神経や血管を傷つけたり、細菌感染などの合併症を起こすリスクがあることも理解しておきましょう。

短所2  治療に制限がある
高血圧症、心疾患、脳血管障害、糖尿病、骨粗鬆症、消化器疾患、ウイルス性疾患、腎機能障害、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、血液疾患、自己免疫疾患、アレルギー疾患、精神疾患などの持病のある人は、病気の程度や全身の状態、歯槽骨の状態によって手術および術後に危険を伴うおそれがある場合、治療ができないことや持病のコントロールが必要なことがあります。

これはインプラント手術に限らず、抜歯など口腔外科手術を受ける場合にもあてはまることです。
お薬手帳や持病の検査結果などを歯科医師に見せ、必要があれば持病の担当医と十分に相談することが大切です。

インプラントについて知ろう⑧

長所3 美しい自然な仕上がり
インプラントはきれいな自然の歯と同じように見え、審美性に優れています。
構造的に外からは上部構造しか見えず、材質や色や形など自由自在の好みの上部構造をとり付けることが可能なのです。

欧米では、今やインプラントが補綴治療の主流となっていますが、その審美性の高さに人気が集まっているようです。
健康志向の強い欧米では白い歯は健康のシンボルであり、それゆえインプラント治療のニーズが高くなっているのでしょう。

長所4 歯槽骨がやせるのを防ぐ
前述したとおり入れ歯を長く装着していると、歯槽骨が少しずつ吸収され続けてやせていき、老けて見えてしまいがちです。
インプラントの場合は天然歯と同じように歯槽骨の中にしっかり埋入されており、咀嚼するために咬合力が直接歯槽骨に伝わります。
したがって、歯槽骨が吸収されてやせていくのを防いで、若々しい見た目を保ちやすいのです。

インプラントについて知ろう⑦

インプラント治療の長所・短所

インプラント治療には多くの長所がありますが、反面いくつかの短所もあります。インプラント治療を検討されている方は、その長所・短所の両方を把握しておきましょう。

長所1 しっかり噛め、おいしく味わえる
インプラント体が歯槽骨に完全に固定されているので、噛む力は天然歯とほぼ変わらず、しっかり噛むことができます。
入れ歯のようにぐらつきやがたつきがなく、長時間使用している間にゆるむということも起こりません。
総入れ歯の場合は、上顎に分布する味蕾という味を感じる器官が床縁で覆われ、味がわかりにくくなってしまいがちです。
それに対し、インプラントは自分の歯と同様に、食べ物の味や感触がよくわかります。食べたい物を自由自在に噛んでおいしく味わえるということは、人生の大きな喜びと言えるでしょう。

長所2 はずれる心配がない
食事の最中あるいはくしゃみをした拍子などに総入れ歯がはずれてしまい、恥ずかしい思いをしたという体験を耳にします。
インプラントは歯槽骨にぴったり結合したインプラント体の上に、アバットメントと上部構造が固定されているため、入れ歯のようにはずれるという心配はありません。
「人前で入れ歯がはずれたら、どうしよう」という心配や不安を終始抱えていることは、心理的に大きな負担です。
こうしたストレスから解放され、おしゃべりを楽しみながら、食事を満喫できる事もインプラントの大きな長所の一つと言えるでしょう。

インプラントについて知ろう⑥

インプラント治療の概念としては、欠損した歯の歯槽骨部分にドリルで穴をあけ、そこにインプラント体を埋入します。

インプラント体と歯槽骨が完全に結合してから(以前は下顎で約3ヶ月、上顎で約6ヶ月を要していましたが、現在は条件によってはさらに短期間で結合・安定が可能となっています)、アバットメントを取り付け、その上に上部構造をはめ込むという流れです。

第3の歯、最も天然歯に近い歯、といわれるゆえんは、このインプラント体を歯槽骨に埋入して結合させ、その上に上部構造を固定させるところにあります。

この画期的な治療法により、入れ歯と違い、自分の歯と同じような感覚で食べ物を咀嚼できる歯を手に入れられること、それがインプラント治療で得られる効果なのです。

インプラントについて知ろう⑤

インプラント
かつては歯を失った場合、これまで述べてきた「部分入れ歯」「総入れ歯」「ブリッジ」といった治療法が主流でした。
最近では、第3の歯、最も天然歯に近い歯といわれる「インプラント」治療が注目を集めています。以前はインプラントというと、ハードルが高いイメージもあったようですが、現在では補綴治療の一つの方法として、インプラントを検討・選択する患者さんが増えています。

インプラントとは何か
医学用語で「しっかり埋入して植立する(埋植する)」というのがインプラント本来の意味で、人工臓器の移植(人工膝関節や人工股関節など)の際に用いられる言葉です。
歯科領域で人工臓器にもたとえられるのが、「歯科インプラント」です。歯科インプラントとは、何らかの原因で歯が失われた場合、歯槽骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、その上にアバットメントと上部構造(人工歯冠。それらを連結する「フレーム」を含む場合もある)を取り付け、天然の歯と同じように機能させる治療法です。

まず、インプラントの仕組みを見ていきましょう。
インプラントは、上部構造、上部と下部をつなぐ役割を果たすアバットメント、そして歯槽骨に埋入され外からは見えないインプラント体から成り立っています。