インプラント治療を受ける前に必ず歯科医に確認しておきたいこと

とにかく治療に入る前に、必ず次の3点だけは歯科医に確認して、見積もりを出してもらってください。
1.埋め込むインプラントの数と材質について
2.かぶせ物(上部構造)の数と材質について
3.自分のアゴの骨が、インプラント治療をするに十分な状態であるかどうか(もしも不十分な場合、どのような対処方法を取ってくれるのか)

この3点の内容を事前につかんでおけば、他の歯科医院から正確なセカンド・オピニオンを得ることができます。セカンド・オピニオンとは、直訳すれば「第2の意見」となりますが、主治医以外の別の専門家の意見を聞いて参考にすることです。
もしも、これから治療を受けようとしている歯科医院が、ずいぶん安い費用であったり、逆に高すぎると思ったら、必ずセカンド・オピニオンを得るべきです。

そして歯科医院から提示された価格が、インプラント一式となっていたら、注意していただきたいと思います。
インプラント治療は、どんな方法で、どんな材質を使うかが決まれば、おのずと費用も決まってきます。ドンブリ勘定のように、費用を一式で提示するようでは、その金額が妥当であるかどうかもわかりません。ひょっとしたら水増し請求をされていることも考えられます。ですから費用については、歯科医院側のいいなりにならず、妥協もするべきではありません。